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私は元々テレビとか持ってなかったのですが、知人から譲り受けてしまったので最近ちょくちょく見るようになりました。芸能人の顔とかまだよくわからないんですが(笑)。昨日はテレ東のカンブリア宮殿でソフトバンク孫正義氏の特集をやっていたので感想をば。
・私利私欲を捨てて、日本のことを真剣に考える。
汐留本社の社長室には坂本龍馬の等身大パネルが飾ってある。拳銃や日本刀、直筆の掛け軸まであった。孫氏は自分の私利私欲を超えて真剣に日本の将来を考えた龍馬を尊敬しているそうだ。
・他人の力を最大限に利用する
孫氏のビジネスに対する根本的な考え方として「自分でやるより優秀な人を利用してスピードで勝負する」というのがあるように感じた。彼は大学時代に自動翻訳機の開発を行っているが、自分で一からやっている時間は無いので、その道で有名な教授に働いてもらえるよう方々にお願いして回ったそうである。結果として孫氏はこれで1億7000万稼いでいる。
おそらくこの成功がソフトバンクの基本的な戦略となり、企業買収を次々と行っているのだろう。急成長している分野では時間の方に価値があるので、この戦略はある意味正しい。しかし、これは孫社長の的確な目利きがあって初めて成り立つ話でもある。
・交渉力
ダイエーホークスを買収する際、交渉相手としてダイエーのところへは行かず、福岡ドームを所有している外資ファンドのところへ真っ先に行っている。球団はドームを利用し続けなければならない立場にあり、球団売却の決定権は当時ダイエーには無いことを見越していたのである。欲しいものを得るために、正しい交渉相手を見極める力は企業買収において不可欠の能力である。
ソフトバンクはバリュー投資家の観点からすれば理解の範囲を超えています(負債が多すぎて私は怖くて投資できない)。言ってみればソフトバンクの最大の強みは孫正義その人であり、最大のリスクでもあるように感じました。
カンブリア宮殿は来週まで2週続けてソフトバンクだそうです。面白かったのでまた見よう。
楽天が社内の公用語を英語にすると発表して話題になりました。
言い出しっぺである三木谷さんの英語力が微妙過ぎるということで方々から突っ込みが入っていたようですが、何にせよグローバル企業を目指すのならば避けては通れない道でしょう。
それにしても現代人は大変ですよね。英語はできないといけないし、仕事をする上ではプログラミングや会計の知識も必要とされています。科学立国目指すなら科学のリテラシーもないといけませんよね。それに将来の年金もあてにならないから自分で資産運用もしないといけない。これからの時代、やっぱり統計・確率の知識は欠かせません。あー、明日の選挙のためには政治もわかってないといけませんね。
最低でも身につけておかないといけないリテラシーが多すぎてほとんどの人は到底満足なレベルに到達できないのではないでしょうか?仕事で疲れて家に帰ったら勉強なんてする気は起きないだろうし、休みの日は家族の相手をして終わるのが普通の人だと思います。
ここはもう、個人の判断で一つか二つに的を絞って取り組むしか無いですね。選ぶ基準は現在の仕事に役立つとか、自分の興味のあるものとか、私利私欲のために株にするとか(笑)。学校教育がもう少し実学的な内容にシフトしてくれればよいのですけどね。
ちきりんさんのこのエントリーは興味深い
”所有”という時代遅れ
私もできるだけ所有しない方向で生活しています。持ち家はできる限り買いたくないし、車もレンタカーで十分です。大量に持っていた書籍も電子化しました。
ただ所有する、所有しないという言葉でくくってしまうと「おまえは金も持たないのかよ」と突っ込まれそうですね。
ここは、人が持っている「有形資産」をなるべく「無形資産」「流動資産」に変えていくと表現しみることにしました。
企業の貸借対照表が以下のように表されます。角山さんの本から拝借。

決算書&企業価値分析ドリル 角山智
これを仮に個人資産の分類として当てはめてみましょう。資産の部を見ると今までの日本人は「持ち家」という有形固定資産がものすごく大きかった。そして「負債の部」は住宅ローンという長期借入金がこれまたものすごく大きかった。
しかし、あまりに有形固定資産が大きいと、外部環境が変化したときの対応がいちいちめんどくさいし、資産運用をする上で選択が限られてしまいます。
ここで所有することにこだわることをやめれば、有形固定資産の項目が一気に軽くなります。余った流動資産を貯金や投資に回しておくことが可能になります。株がいやなら自己投資に回してもいいでしょう。仕事ができるようになってあなた個人のブランド価値が向上するかもしれません。これは無形固定資産として計上できます。評価方法は微妙なので、正しく数値化できるかわかりませんが(笑)
企業の場合、有形固定資産の割合が大きいと低収益のケースが多いので、投資家からは敬遠されることがあるのですが、個人の資産配分も今後は似たような形になってくるかもしれません。
今年に入ってから手持ちの書籍をすべて裁断し、スキャナでPDF化する作業を進めていましたが、部屋の中がかなり片付いてきました。最近の流行なのかどうか知りませんが、私以外にもやっている人はたくさんいるので、具体的な方法は適当に検索してみてください。スキャナは定番のScanSnapを使っています。
ただでさえ狭い部屋にうずたかく積まれていた本が一気になくなるのは壮観でもあります。本棚に残っているのは辞書や大判の書籍類のみになりました。電子化した本はPDFとしてすべてPCの中に保存されています。OCRで文字認識までされているので、キーワードで検索することも可能です。
電子化することが前提で新しく本を読むとなると、今までと読書の手順が少し変わってきました。私の場合、こんな感じです。
・本を買ったらいきなり裁断して電子化する
今まで本に直接傍線を引いたりしていたのですが、OCRができなくなる場合があるので、とにかく本がきれいな内にスキャナにかけることにしました。
・文庫、新書の場合はkindleで読む。重要な箇所にはブックマークをつける。
私はkindleを持っているのでPDFもこれで読んでいます。ただし画面が小さいので文庫と新書ぐらいしか適していないのが難ではあります。iPad欲しい・・・
・大き目の本は裁断した紙を小分割して持ち歩き、暇を見つけては読む。重要な箇所は傍線をつける。
裁断した本は、自分が現在読んでいるところだけを抜き出して持ち歩くようにしています。複数の本をかばんに入れても重くならないので助かります。電子化が終了していますから、読んだ頁から順に捨てていきます。重要な箇所は傍線をつけて別途とっておきます。
・ブックマーク、傍線をつけた部分をノートに書き写す。
重要な部分は、まとめて同じノート一冊に書き写しています。電子化しているのだからコピペでいいじゃないかと思うかもしれませんが、写経効果による学習を狙っているため手書きしています。
裁断やスキャンは最初めんどくさいかな、と思っていましたが、慣れると何てこと無いですね。裁断機とスキャナで総額7万ぐらいでしたが、これは良い買い物だったと思います。
こんなパズルがありました。以下の話はどこがおかしいのでしょうか?
・火星にニワトリがいるかもしれない、いないかもしれない。
・つまりニワトリは、いるかいないか、2つに1つである。
・次に、カラスがいる可能性も、いるか、いないか、2つに1つである。
・同じように、スズメも、ハトも、ツバメも、クジャクも、ヒバリも、いるかいないか2つに1つ、つまり2分の1である。
・だとすれば、火星にニワトリも、カラスも、スズメも、ハトも、ツバメも、クジャクも、ヒバリもいない確率は、1/2×1/2×1/2×1/2×1/2×1/2×1/2で、たった128分の1.99%以上はどれかいることになる。
この論法は「2つに1つ」という言い方が、いつの間にか「2分の1」という確率にすりかえられているところがおかしいことはすぐにわかると思います。
始めからパズルとして出題されたものであれば、頭の中で身構えていますから当たり前のように対処できますが、普段の生活の中で不意に紛れ込むとうっかり見過ごしてしまいます。前回のエントリーで挙げたように、人の不安につけこんで、小さなリスクを過大に見せかけるときには有効なテクニックかもしれません。
人間はもともと確率論的に考えるような頭は持っていないものと私は考えています。「日本の財政危機が起こるか起こらないか」というようなことを言われたら半々で起こるような感覚を持ってしまうのが私たちです。
このような脳の性質がある以上、何かを判断するときは実際に何%の確率で起こりそうなのか、常に数値化するクセをつけていくしかないでしょうね。もっとも、始めから前提条件を間違えて、意味の無い詳細な計算をしてしまうことは避けなければいけませんが。
健康食品と投資商品の売り込み方法
まず不安を煽る
・今のような食生活を続けていては、栄養のバランスが滅茶苦茶で、将来取り返しのつかない病気にかかる可能性がありますよ!
・日本の財政は巨額の債務を抱えており、近い将来デフォルトを起こす可能性がありますよ。そうなったらあなたの銀行預金もただでは済みません!
でもこれを買っておけば安心です
・このビタミン剤はN○SAで開発され、一粒飲めば人間に必要な栄養素をほぼまかなうことができます。
・このプライベートバンクに預けておけば、市場のいかなる変化に対しても適切なポートフォリオを組んでくれるのであなたの資産は守られます。
効果
胡散臭い健康食品や投資商品(手法)はその効果がどの程度あるのか、分かりにくい。データが不完全で自分に都合の良い表示をしていることが多い。
価格が妥当なのかわかりにくい
健康食品や金融商品ほど価格構成が分かりにくいものは無い。「これで健康が買えると考えたら安いもんです。」「必ず儲かりますから、手数料なんてごみみたいなもんです。」と別の価値観を持ってきて価格の妥当性をまともに考えさせてくれない。
様々な人の体験談段
パンフレットの最後には購入者の買ってよかったという体験談がずらずら並ぶ。特に健康食品などは顔写真つきで出ていることが多い。その方が信憑性がますのだろう。
「この天然○○を飲んで持病から開放されました。ありがとうございます。」「こんなにすぐ儲かるなんて信じられません。」
「ありがとうございます。ありがとうございます。」
・・・
成長戦略が何もないのが一番の成長戦略
藤沢氏が提唱する政府の実践すべき成長戦略。概ねその通りだと思います。
国民の安全にかかわる分野については、当然、政府が選別して資金を投入するべきです。しかし、政府が成長分野を的確に予想して育成できるとは私も思わない。
これはファンドマネージャーの成績が市場平均を打ち負かすことができない状況に大変よく似ています。とりわけ、成長株投資は難しい分野で収益をなかなか上げられない所が多い。バリューに基づいた戦略は一定の効果が認められていますが、政府がやることじゃありませんし。ETF投資的な減税と規制緩和が妥当でしょう。
けれど、特定の成長分野を定めて資金を配分するターゲッティング戦略を政府は絶対止めないと私は思うんですよね。市場平均を打ち負かすことがいかに難しいかデータ上明らかであっても、個別株投資を止める人がいなくならないのと同じ話です。自分だけは市場を出し抜いて儲けることができると思っている。ましてや官僚の方々は優秀な人が多いですから、「自分たちなら成長分野を見抜くことが可能である」と当然のように考えているはずです。そしてそれが結局は裏目に出てしまうんです。
我々がもし成長株投資をするなら「環境」とか「介護」といったキーワードを敢えて外したところで探してみるのが妙手かもしれません。
次回は四季報ピックアップです。
現状の収入に満足するにはどうすればよいか、私の実践方法から。
経験則なのですが、人の消費性向というものは付き合う人間がどのような人かによって決まってくるものだと思います。もう少し短絡的に言ってしまうと、従事する職業によってお金の使い方が変わってくるということです。
弁護士や医師、金融などを職業としていれば、収入が多い分、付き合いだの何だので出費も多くなります。周囲の人が豪華に暮らしているのに自分だけ節約生活を送っていれば、おそらくひどく惨めな思いをすることでしょう。だから勢い自分も相応の出費をしてしまう。
一方、それほど収入の多くないサラリーマンであれば(私もそうですが)、出費を抑えることにそれほど抵抗は感じないはずです。周りの人も大変だ大変だと言っているし、もっと大変な人も世の中にはいるのでそれほど悲壮感も生じません。
人間の幸福感は相対的なものなんです。まあ、すべてがそうとは言いませんが、少なくとも金銭的・物質的なものによって得られる幸福感はその程度が高いと思います。すでに私たちは原始時代に比べれば王侯貴族のような生活を送っているのに幸福でない人がたくさんいるのは、この「人と比べてしまうこと」が起因しています。
(もう一つの大きな要因に「人間関係」がありますが、この場では割愛)
従って、現状の収入に満足する方法としては「とにかく下を見る」ということが挙げられます。下の対象は仮想でも構わない。私の場合、1日前まで原始時代に暮らしており、タイムマシンで突然現代に連れてこられたと想像する。
「蛇口をひねったら水が出てきた!すげーーーーwww」
「狩をしなくても1日3回飯が食える!しかも滅茶苦茶うめーーーwww」
「家の中、あったけーーーー。猛獣も入ってこないし超安全なんだけど」
自己啓発に熱心な人からすれば思わず軽蔑してしまうような話ですな(笑)。しかし働きすぎて体を壊すより1000倍マシです。
「正しい疑問に対する近似的な解を持つほうが、間違った疑問に対する正確な解を持つよりましである」
ある企業の株価が安いか高いか判断する際、素人的な前提条件でDCFの計算をして精密な理論株価を出すよりも、ビジネスの本質をしっかり捉えて株価がどう考えても安い時に動けばいいのです。
バフェットの含蓄ある名言だと思っていたのですが、実をいうと彼より先に同じことを言っている人がいました。統計学者テューキーです。先の文言もテューキーからの引用です。
第二次大戦中、テューキーは射撃管制研究所に所属し、照準の問題に取り組んでいました。この仕事上の経験は、彼が統計的問題に対してその本質が何たるかを正しく認識することに役立ちました。「正しい疑問に~」は彼の重要な経験をまとめた一行警句集に掲載されています。
バフェットがこのことを剽窃したのか自分で思いついたのかはわかりませんが(私は後者だと思う)、異分野で成果を挙げたそれぞれの人がほとんど同じ主旨の発言をしていることには大変興味深いものがありますね。
日本の財政がよろしくない状況にはありそうなんですが、この先破綻するとか、ハイパーインフレになるとか、そういった予想に対して、私はよくわかりません。別に経済の専門家でもないので。
逆に言うと、よくわからないからこそ日本円集中投資ではなくて海外分散投資をしているわけでもあるのですが。
気になるのは、Economist誌など海外のまともなメディアが頻繁に日本の財政問題を懸念していることです(確か今週号にもありました)。三流週刊誌や変な出版社が破綻論をぶちかましている限りにおいては完全にスルーなのですがねえ。
これでもし、ひどいインフレでも起ころうものなら、ある人は
「それ見たことか、数字にもはっきり現れていたし、あれだけ海外のメディアも取り上げていたのだから対策を打ってない人は自業自得」
と高らかに勝利宣言するでしょう。
逆に何事も無く収まれば、ある人は
「煽りに乗せられたバカが勝手に大騒ぎしただけ。不況になるとこの手の破綻論は蛆虫みたいに湧いて出てくるんだよ」
とここぞとばかりに叩きに入るんでしょう。
この手の世界は結局のところ後知恵で語るしかないし、勝てば官軍なんです。あ、株式投資もそうかww
詐欺師ならネットで匿名を二つ作って正反対の極論を語り続け、当たった方だけを残して本を出版したり素顔をさらしたりするところじゃないですかね。
kindleやiPadの登場で、世間では出版業界の生き残り云々といった議論が交わされています。
実際、私はkindleを購入して毎日のように使っていますが、これほど文字の読みやすい電子デバイスが存在するのかと、かなりの衝撃でした。
ここで、出版業界の議論は他の方に譲るとして、ユーザー目線で考えると他にも将来的にやばそうな業界が浮かんできます。
そのひとつが「プリンタ」ではないでしょうか。
プリンタを、「モニタに写していた情報を紙に印刷する機械」と定義すれば、kindleやiPadでその役割は完全に代替できるような気がします。
私は活字を読むことが多いのですが、モニタで読むには少々つらい長文や英文ブログはしばしば紙に印刷して読んでいました。また、美麗なグラフィックをカラープリンタで印刷して楽しむ人も多いことでしょう。
この役割は完全にkindleとiPadで代替できてしまいます。実際、私はkindleを購入してからプリンタをまったく利用していません。
唯一必要と考えていた証明書などの印刷ですが、現在では電子化の波が進み、確定申告もオンラインで済んでしまいました。
出版業界においては著作権や流通などの問題から、kindleやiPadの影響が顕在化するまでにそれなりの時間がかかると思いますが、プリンタに至っては障壁となるものが何もありません。ユーザーが要らないと判断すれば、完全に息の根を止められてしまいます。
はて、世の議論が出版に集中しているのは何故なんでしょうね。まあ、発言力のある評論家がkindleを実際に使いこなしもしないで、あーだこーだ言ってるのがひとつあるかと思いますが。
前回の続きでコイン投げをしますが、今度はエクセルの乱数を使って試行回数をもっと多くします。
まず100回投げるのですが、このとき0から始めて表が出たら+1, 裏が出たら-1をその都度加算していき、その経過をグラフにしてみます。
乱数の計算をするたびに計算結果がグラフ上に現れるのですが、その形状はまるで株価のチャートのようです。うーん、まったくのランダムのはずなのですが、何かの法則性を感じずにはいられません。
たとえば、一方的にグラフが右肩上がりになったり、逆になったりします。うおー、きれいなトレンドだ。以下のようなグラフを出すのに何百回も計算する必要は無くて、ものの数回計算を実行すれば一方的なトレンドを示すグラフが得られます。むしろ0近辺を行ったりきたりするようなグラフの方が少ないかもしれません。
下げトレンドのグラフ

グラフ1
上昇トレンドのグラフ

グラフ2
さて、大儲けをしているトレーダーを発見するとやっかみ混じりに「あんなの偶然が重なってるだけ。直に平均的な成績に下がってくるよ。」と言いたくなるのは私だけでは無いはずですwww。
そこで、試行回数を1万回に増やして再度計算してみます。ここまでやれば右肩上がりのグラフなんてめったに得ることはできないでしょう。
・・・
ところが、計算をせいぜい10回も行うと、またしてもきれいなトレンドのグラフを得ることができました。1万回コイン投げをしても成績がちっともマイナスにいく気配がありません。

グラフ3
ではこのコイン投げを更に繰り返せば、いつか必ずグラフは0に戻るときが来るのでしょうか。数学的な答えではYes。必ずいつかは0に戻るときがくるのですが、その平均期間はなんと無限大になってしまいます。人生なんて短いですからね。30年負け無しのトレーダーなんてわんさかいるのではないでしょうか。
ではいままでやった実験が大数の法則に反しているかというと、そんなことはありません。試しに回数が100回と10000回になっている右肩上がりのグラフについて、表が出た割合を計算してみます。
コイン投げで表が出た割合
グラフ2:59.0%
グラフ3:51.3%
このように、100回では表の出た回数にかなりの偏りがありますが、10000回にもなればその割合は50%に収束するようになります。表と裏の出た回数の差分という切り口で見れば右肩上がりを続けているように見えたわけです。
ところで、数学者のGeorge Spencer-Brownによれば、0と1がランダムに100万7乗個並んだ数列には、0が連続して100万個並んでいる箇所が、少なくとも別々に10ケ所は存在するはずだそうです。これ、ホントかなあと思わず疑ってしまいます。こんな数列に出会ったら誰もランダムだなんて思いませんよね。カジノのルーレットで赤が100万回連続で出てしまうんですから。現実主義者にしてみれば、「イカサマを疑うべき」と決まり文句を言うところでしょう。
株式投資を科学的な見地から考える、みたいな本にはよく載っている話。
コインを投げて表が出たか裏が出たかを記録していくと、表表表・・・のようにある一方の面が結構連続して出ます。
試しに20回私が投げてみました。見やすいように表=○、裏=×としています。
×××××○×○×××○×××○○×○×
やり直しとかしなかったのですが、いきなり×が5回連続で出ました。表と裏が出る確率はイカサマが無い限り、それぞれ50%でランダムです。単純にランダムと聞くと普通の人は交互に表と裏が出るのではないかと直感的に考えるのでないでしょうか。
例えばこんな風に
×○○×○×○○○××○×○××○○×○
でもこんな感じで表と裏が出るのはかえって稀です。
なんで?って普通思いますよね。そこで、20回では回数が多いので、4回に単純化して少し考えて見ましょう。4回コイン投げをしたときに表か裏が3回以上連続(○○○×とか、○×××など)して出る確率はどのくらいでしょうか。
計算式を出すと読み飛ばされるでしょうから(私だって読み飛ばす)、ここは地道に樹形図でも書いてみましょう

4回コインを投げた場合、16通りの並び方があります。そのうち、表か裏が3回以上連続するのはレで記した6通りですから 6/16 = 37.5%
4回投げただけでも連続が4割近く発生するというのは私にもちょっと意外でした。でも、計算するとそうなる。人間の頭は確率などの事象を考えるにはまったく適していないのではないかと思いたくなります。
さて、今回は20回まで実際にコイン投げをしましたが、エクセルなどの乱数を使えばお気軽に回数を増やすことはできますので、次回はそれで遊んでみます。
(つづく)
またもやずっこけてしまいました。
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企業の内部留保への課税 共産・志位氏が首相に要望
http://www.asahi.com/politics/update/0217/TKY201002170459.html
2010年2月17日22時24分
鳩山由紀夫首相は17日、国会内で共産党の志位和夫委員長らと会談した。業績悪化に苦しむ中小企業対策や、企業が過去の利益を蓄積してきた内部留保への課税など、税財政の抜本的な組み替えを求める志位氏に、首相は「検討してみたい」と応じたが、内部留保への課税は経済界の反発が避けられず、首相周辺は実現に否定的だ。
鳩山氏は会談後、記者団に「いつまでにどうするということは申し上げていない。松野(頼久)官房副長官が(提案を)引き取って、検討してみましょうということだ。どの政党でも、いい案があれば採用したい」と述べた。
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企業の内部留保は過去の利益の積み上げですが、それは必ずしも現金を抱え込んでいるわけではなく、土地や工場に形を変えているのが通常です。投資先が見あたらず、ひたすら現金を抱え込む資産バリューな企業は別ですけど。内部留保は、言ってみればバランスシートの右側に属し、資金調達的な意味合いしかありません。そもそも最終的な純利益は高い法人税を支払った後のものなのに、更に税金をかければ二重課税でしょう。
この国の政治家は何考えているんでしょうね。共産党といい、民主党といい、つっこみどころ満載で苦笑するしかありません。
健康で長生きすることは投資で成功するための前提条件です。私は自分の健康状態や寿命について非常に気にしているのですが、書店でこんな本を見つけて思わず読み耽ってしまいました。
『ここまでわかったボケる人ボケない人』 集英社文庫 フレディ松川 (著)
いや、私はまだ30代なんですが、ボケとか本気で恐ろしいと思うので興味があるんです。
著者によると痴呆症になりやすい職業というのが、やはりあるようです。1位が公務員で2位が学校の先生。公務員のように与えられた仕事をきっちりこなして、大過なく定年を迎えた人は新しい刺激に対して鈍感でボケやすいそうです。また、学校の先生は毎年同じことの繰り返しで自分で工夫する余地の少ないところがまずいようです。特に古典や歴史などの科目は危ない。
じゃあ、学者のように頭を常に使っている人なら大丈夫かというと、これは条件つきになります。学者であっても、過去の栄光にしがみつき、新しいテーマについて行けてない人は、やはりぼける可能性が高いとのこと。
サラリーマンでは経理や総務などの事務職に就いている人が危ないらしいですね。一方、営業畑の人はぼけにくいというのは直感的にも納得がいきます。
投資をやっている人の中には、アーリー・リタイアして気ままに暮らしたいとい人も多いかと思いますが、あまりに安定した暮らしはぼけにつながるので注意が必要です。確かにストレスの多い会社生活も体に悪いのですが、刺激が無さ過ぎるのも問題のようなので、ここはバランスのとりようということなのでしょう。
ところで、絵画や音楽など芸術方面で創作的な活動を続けている人はぼけにくいようです。定年を迎えたら、何か創作的な趣味をもつことは絶対必要です。
ウォーレン・バフェットは既に高齢ですが、生涯現役で好きなことをやり続けてますからぼけとは縁が遠そうです。彼から投資を奪ったらもぬけの殻になりそうだし、そんなバフェットは見たくありませんし。。。
性格的にぼけやすいのは、几帳面な人だそうです。最もぼけにくいのはスケベな人。ジム・ロジャーズも生涯ぼけそうにありません(笑)。
金持ちになるには複利の効果をできる限り享受すること、とはよく言われます。翻って考えると、とにかく死なないことが最重要ということになります。もちろんお金を有意義に使えるように健康な体でという条件はつきますが。
そこで、日本人の死亡原因について興味を持ったので少し調べてみました。まあ、癌が1位になるのはわかりきっているので、ここでは少し趣向を凝らして年齢階級別の死亡原因を見てみましょう。
出典
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/suii07/deth2.html
グラフの見方としては、各年齢の階級で亡くなった人の死因を割合で示しています。たとえば、60代で亡くなった人の死因の半分弱は悪性新生物(=癌)ということです。このように表示することで、各世代毎に何に注意すればよいのかがわかります。
グラフを見てすぐに気になることは若い世代の「自殺」。世間でもよく話題になっていますが、20代の死因の約半分を占めることについて、深刻に受け止めた方がよいでしょう。この分野について私が大した助言をできるわけではありませんが、つらくなったら逃げるのもありではないでしょうか。
ひとつ注意しておきたいのが、グラフは%表示なので、絶対数が見えなくなっていることです。実は自殺者の中で最も数が多いのは50代。それ以上に癌で死ぬ人が多いので、割合的には小さく見えています。
また、30代までは「不慮の事故」がそれなりの割合を占めています。若いから無茶するんですよね。交通事故がトップのようです。ただ、今まで年間1万人ぐらいの死亡者数だったのが最近は8千人と減少傾向にあります。若い人が車を敬遠しているからだと思いますが、賢明な判断だと思います。常識的に考えて危険なことはやめましょうね。死んだら金持ちになれません。
さて、40~60代までは「悪性新生物」が最大の死亡リスクとなってきます。健康第一です。酒はほどほどに、タバコは論外です。食べ物は果物や野菜を意識して採った方がいいでしょう。自炊すれば安いし、変なものを口にするリスクも減ります。日本人の食生活はそれなりにバランスがいいようですが、塩分は控えめにしておいた方がいいかもしれません。あとは適度な運動。ランニングやウォーキングならタダです。交通事故で死ぬリスクを減らすために、なるべく大きな公園でやりましょう。
この辺を守っておけば、怪しい健康商法に耳を傾ける必要は無いと思いますよ。
不思議なのが70代から癌で亡くなる人の割合が次第に減ってくることです。逆に肺炎や心疾患が増えてくるのはどういった理屈なんでしょうか?
少し考えてみると、巷で言われている常識的なことをしていれば若くして死ぬリスクは結構減らせるように思えてきます。健康に長生きしてお金持ちになりましょうね。
今日は社会的な話題でも
週刊モーニングで連載中のエンゼルバンクで、新卒学生の就職氷河期はすべて嘘っぱちという話がありました。就職できない学生が増えたのは不景気のせいではなく、大学生の数が増えたからだそうです。
抜粋すると
1990年
大卒者数 40.0万人
就職者数 32.4万人
就職率 81%
2005年
大卒者数 55.1万人
就職者数 32.9万人
就職率 59.7%
「15年で大卒者が15万人増えて就職率が約20%低下したのね」
「そうだ!正社員の就職者数はほぼ変化がないから就職率低下の理由は景気ではなく大学生の増加」
としています。
面白いデータだなと思いますが、若干気になるところもあります。
・ソースの記載が無い
・特定の2年だけを抽出しているので正社員の就職者増減が本当に変化していないのか確認できない。(なんで2005年とう古いデータを持ってくる?都合の良いところを抽出しているのではないか?)
・大卒者の中には院へ進学したり、留学したりする人もいるので、単純に就職活動が上手くいかない人が増えたとするのはわからないのではないか?
というわけで、自分で数字を確認してみました。
まずソースですが、ネットを色々探したところ、これは文部科学省の学校基本調査を出所にしているようです。先に挙げた90年と05年の数字が完全に一致しているので間違いないでしょう。
http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/001/index01.htm
各年度の「卒業後の状況調査 大学(学部)卒業者」の項目に記載があります。
92年からのグラフがあるので見てみましょう。

http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/001/003/030202a.htm#05
確かに大学生全体の数は平成9年(97年)まで右肩上がりで伸びていおり、その後は55万人前後で推移しています。就職者の数は30~35万人の間で推移。
これを見てまず気づくのが卒業者の増加とともに増える「左記以外のもの」の項目です。就職も進学もしていないということはニートやフリーターとして暮らしていることでしょうか。
これは何とも皮肉な結果です。大学に進学して就職すれば安定した生活が得られると思いきや、本来大学に行くはずでは無かった人はやはり就職ができないでいると読み取ることもできます。こんなことならば高卒でも懸命に職を探した方が幾分マシな気もしてきます。
さてグラフの続きで最新のデータを見てみましょう

http://www.mext.go.jp/component/b_menu/other/__icsFiles/afieldfile/2009/08/06/1282645_2.pdf
金融危機が起こるまでの景気回復によって就職者は最大38.8万人まで増加し、「左記以外のもの」もめでたく職にありつけている様子が伺えます。
ところで就職者は30~38.8万人とそれなりに変動もあります。大卒が15万人増えたうちの8.8万人分が景気の善し悪しによって就職できたりできなかったりするわけですから「正社員の就職者数はほぼ変化がないから就職率低下の理由は景気ではなく大学生の増加」というのは少し言い過ぎだと思います。
(逆に言うと、マスコミは就職できない大卒が6万→12万と倍増するのを指して大騒ぎしているということがわかります。)
今回のエンジェルバンクでは話の前段で、90年と08年の就職者数の数を比較して32.4→38.8万にアップ!という意外な事実を出して読者をひきつけるのですが、後になって05年のデータをわざわざ出してきたのは90年の就職者数と数が近いためでしょう。最新のデータなら38.8万人ですから差が目立ってしまいます。この辺にかなり作為を感じます。とはいえ、大学生の数が増えたことによる就職率の減少の影響も大きくあることは確かです。
マスコミに騙されるな!と叫ぶ自己啓発系の本や漫画も、自分の主張がし易いように統計を見せる(意図的に見せない)ということは気に留めておいた方がよいでしょう。
追記
あ、一応補足しておくとエンゼルバンクはたまに変な内容があるけれど(この他に特許の話題とか)、基本的に面白い回が多いので私は毎週読んでますので。
「自分の頭で考えることが重要」と私はよく言ってきました。
・マスコミの煽りに乗せられずに、自分でよく調べ、冷静に判断しましょう。
・ビジネスや投資で成功するためには常識や専門家の言う事に疑問を持つことが重要なんです。
自己啓発本の殺し文句として非常に便利な言葉です。しかし、よくよく考えると以下のようなケースが出てくることも当然想像できるわけです。
・自分の頭で懸命に考えて、新興宗教に入信することにしました。私たちはメディアに踊らされて真実が見えていないと思います。
・綿密な調査と取材を行った結果、全財産をある中国企業の株に投資することにしました。
考える人によっては、あさっての方向に思考が及んでしまうこともままあります。人間がたくさんいれば、それだけ変なことを言い出す人も一定数出てくるのです。確かに、新興宗教に染まってその後の人生を幸福に過ごしたり、中国株の集中投資で成功する人も出てくるのかもしれませんが、私は御免です。
社会や経済の問題は明確な結論など出てこないので、いわゆる学校秀才でも道に迷うことはよくあります。突拍子も無いことを理路整然と語り、信者(=被害者)を増やすのだけはやめて欲しいのですけどね。また、成功した人が本当に賢くて,自分の頭で考えたかいがあったのかというと、そうではなくて実は運が良かっただけというケースも豊富にあります。後知恵でみんな本とか書いてますけど。
じゃあ、どうすればいいんだよ。という話になると
「ここは常識を働かせて、何かを試すときには少しずつ手を付けるとか・・・」「常識に惑わされるな、などと言ってたそばから何だそれは!」ということになります。話はぐるぐる回ってやっぱり結論なんか出無いよね。
しかし、それでも私は自分の頭で考えるということはやった方がいいと思うんです。確かに個人レベルでは間違えることなどしょっちゅうありますが、日本人が自分の頭で懸命に考える集団になったとしたらそれは大きな力になるのではないかと。
「みんなの意見」は案外正しい(私の書評)という本では、集団はある特定の条件の下では意思決定を非常にうまく行えることを示しています。
その条件とは
意見の多様性:それが既知の事実のかなり突拍子もない解釈だとしても、各人が独自の私的情報を多少なりとも持っている
独立性:他者の考えに左右されない
分散性:身近な情報に特化し、それを利用できる
集約性:個々人の判断を集計して集団として一つの判断に集約するメカニズムの存在
自分の頭で考えるということが習慣付けられた集団は、意見の多様性や独立性に優れ、たとえ個人レベルでは間違ったことを言い出すかもしれませんが、全体として適切な判断ができるようになるのではないかと私はかすかな期待を寄せているのです。
だから「あなた(または私)」は失敗するかもしれないけれども、自分の頭で判断したその行動は社会全体としてはプラスになるのだと思って自分を慰めておきましょう。それが発揮される集約性の問題については、選挙などの場になるのかネット上の何かになるのか私は考えがまだありませんが。
こちらの記事で紹介したtumblrですが、使い勝手が良すぎて現在もはまりっぱなしです。
日常の話や書評などFC2のブログで書いていたのですが、ブログを更新するのが手間なのでtumblrに移行することにしました。reblogの方が圧倒的に楽だし、言いたいこともそんなにあるわけではありませんから。
暇を持て余した時にのみどうぞ。
まとまった話は引き続きエンジュクさんのブログで行います。
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しかし、こういうことが起こらないように必死で頑張っているのが、さまざまな利権団体の皆さんです。
そういう利権団体が選んだ政治家が経済成長を阻むヘンなことをいっぱいするのです。
そういう意味で、国民の一番の敵は実は政治家でも官僚でもなくて、その背後にいる国民なのです。
利権団体でも一番大きいところでせいぜい数百万人程度です。
どこの利権団体にも属していない国民の方が圧倒的に多いのです。
だからサイレント・マジョリティの人たちが正しく情報を共有して、どの政治家やどの政党が国益を犠牲にして一部の既得権者の利益を守ろうとしているのかを監視して、ネットなどのメディアでそういった政治家を徹底的に排撃していけばいいのです。
インターネットのメディアもどんどん成長していますし、そういうことはどんどん可能になっていくでしょう。
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金融日記
前段の議論までほとんど同意なのですが、引用した部分こそ日本が打ち破ることのできない壁だと私は考えているので結論が180度変わってしまいます。→日本終わり。
・ネットにいる人が正しく情報を共有するのは恐ろしく難しい。ネットに繋がったからといって賢くなるわけでは無いし、まともな判断ができるわけでもない。
・かりにそれが可能だとしてもネットのメディアに属している人はまだまだ少数派で、市民権を得るのは30年後ぐらいじゃないかと。このぐらいから現在の懸案項目がもろに表面化して、変化しようとする動きが出てくる。
私が何となく考えるただの放言ですので。
*ああ、あと前段は同意と言ったけど完全ではない。
>個人金融資産が1500兆円もあるのだから、日本人が財産の3分の1がなくなっちゃったとあきらめれば実はそれで済む話なのです。
いくらなんでもこれはありえないでしょう。
自信過剰
起業も、個別株への投資も、エコノミストの予測も、言ってみれば「自分は他の人と違ってうまくできる」という自信過剰に由来する行動でしょう。
しかし、もし起業家がいなくなって全員がサラリーマンを希望すれば資本主義は成り立たなくなる。ファンドマネージャーの成績が市場平均を上回れないのだからドルコスト平均でETFに投資するべきと全員が考えれば、市場はものすごくいびつな様相となる。また、エコノミストの予測なんてあたるわけないと言い切ってしまうと、企業や政府の予算を立てることが不可能になってしまう。
冷静な人から見れば頭の中がお花畑にしか見えないかもしれませんが、実際こういった人たちがいなければ世の中立ち回らなくなっているのが現状です。まあ、人それぞれ役割を果たしているわけですよね。
*明日は大きくポジションを動かそうと思います(売ります)。
*四季報が来ました。あまり買う気はありませんが定点観測でスクリーニングをしてみます。
浜口さんのブログで「国内市場、人口減では縮まない?」を読みました。日本経済は人口減少で長期的に尻すぼみという主張に対して、小峰孝雄教授の反論を紹介しています。
もともと私は経済に強いわけではないので、ここでは「素朴な疑問」というレベルで箇条書きにしてみます。まあ、私の議論も穴だらけでしょうから、考えるネタぐらいの位置づけでお願いしますね。
・「国内で市場が縮小した分を輸出で補うことに成功したとしよう」という前提そのもが成り立つのだろうか?家電に関しては、新興市場で惨敗で日本メーカーの存在感は無い。頑張っているのは自動車だが、将来的に車がモーターで動くようになり、PCの様に組み立てるだけで済むようになれば、擦り合わせを得意とする日本企業は一気に劣勢へと立たされる。
(すいません、ソースの日経ヴェリタスを読めていないので、この輸出で補えるという前提が出てきた文脈がわかっていません。ご容赦を)
・仮に国内で市場が縮小した分を輸出で補えたとしても、工場や販売店が海外に移り、日本には本社機能しか残らないような空洞化が起きた場合、純粋に一人当たりのGDPが高まるのだろうか?
・「人口が減少する一方、高齢化の進展により、高額商品が売れるようになる。」とあるが、それが将来にわたっても続くだろうか?現在の高齢者は日本史上、最も豊かな世代である。若者の間で貧困が広まっている現代において、将来の高齢者が今と同じような消費行動をとるのは想像しづらい。また、今の高齢者はIT技術を存分に生かすことができず、行動がいちいちコスト高である。旅行をするにもネットで予約せずにわざわざ旅行代理店に足を運んでいる。将来的に、そのような行動をとる高齢者は減少を続けるのではないだろうか?
世間ではTwitterが花盛りですが、どうもTwitterではまとまった話ができず消化不良を起していました。そんな折、人気のブックマークとなっていたこちらの解説に興味を持ち、tumblrの方に手を出してみたわけです。
革新的な情報収集ツール「tumblr」をやってみるべし
http://crossbreed.jp/archives/200911270105.php
これで遊んでたら今日一日がつぶれてしまったのですがorz、確かに操作が快適です。私の解釈としては、web上の情報(テキストや画像)を自分のブログに転載してコメントをつけ、スクラップブックのようにして利用することができます。tumblrでは更に、こうして他の人が作ったスクラップブックも快適に閲覧できるということが、情報収集ツールと呼んでいる所以でしょう。
確かに手っ取り早く情報が集まるので、Webを巡回する時間は減らせます。しかし、減らせた分が何か物足りなく感じてしまい、更に情報を求めてうろうろするという情けない結果に私はなってしまいました。倉庫に空いてるスペースがあったらその分荷物が詰め込まれるのと同じ理屈のような気がする。。。
また、リンク先でも言及されていますが、面白いスクラップブックを作っている人を探すことが非常に難しいです。Webの情報は玉石混交なので、玉の情報を収集してくれるフィルターのような人が必要となります。結局その問題が解決されるわけではないので、その辺にもう少し力を入れて欲しいと感じました。
あ、スクラップブックと何度か表記したのは、説明のための私の喩えでして、正式な名前ではありませんのでご注意を。
私も様々な本を読むのが好きですし、勉強もそれなりにしてきました。しかし、読んだ本の内容の多くは忘却の彼方えと消え去っています。何かの拍子に昔のノートを開いてみても「こんなこと書いたかな・・・」とまったく記憶に残っていません。確かに自分の字で書いてあるんですけど(笑)。
人間の頭の中に定着できる情報の量というのは、案外限られているのかもしれません。自在に頭から引き出して使える知識というのは思っているほどには多くないのでしょう。
では、自分が必死こいて勉強したことは無駄だったのかというと、そうでもないと考えています。知識として残すことはできませんでしたが、その過程において、自分の頭で考える力は少なからず身についたと実感しています。情報を正確に読み取り、自分の考えを展開していく力や、何事においても批判的な視点で物事を捉えようとする態度(悪い意味ではなく、ですよ)は昔に比べたら格段に向上しています。
「知識の使い方を知る=考える力をつける」ということを念頭に学習しているのであれば、忘れてしまうこともそれほど恐れるほどのことでも無いと思います。
日本人はリスクを極端に嫌うので株式投資には手を出さない人が多いとよく言われます。
まあ、バブル崩壊以降20年間株価が浮き沈みしているような状態では長期投資云々と説明したところであまり納得してもらえない気もするので、そのような面もあるかなと思います。
しかし、よく考えてみると資産配分が円預金だけというのも裏を返せば円への(間接的には日本国債への)一極集中投資です。私的には将来的に円の価値が下がったらどうするの?と思わずにいられません。金融危機では結果的に円預金がベストだったわけですが、サブプライム問題などの影響を十分に考えた上での結論ではないですよね。単に元本保証じゃなきゃイヤだというだけの理由ですから、今後もそれでやっていけるかどうかは定かではありません。
さらによくわからないのは、リスクが嫌いだと言っておきながら持ち家の購入については平気で年収の何倍ものローンを組んでしまうことです。今の年収が将来もずっと続くということがどうしてわかるのでしょうか?また、家を購入してからの不動産価格の下落にも完全に無頓着です。
どうも日本人というのはリスクのとり方がアンバランスではないかと感じます。こうなってしまう大方の理由はテレビや同僚の会話から得られる情報だけで知識が構成されていることだと私は思うのですが、どうでしょう。
あるプロジェクトが失敗して批判が巻き起こると、必ず返ってくる反論のひとつ
「すべてが無駄であったわけではない。プロジェクトは失敗かもしれないが、○○という副次的な成果があったのだ」
会社に勤めていれば1度や2度は聞いたことがあるかと思います。似たような例として、株式投資で失敗したけれども、経済に対する興味が湧いたなんて言い訳はイタイですね。歴史的な話を挙げれば、戦艦大和は失敗だったがあれを建造した技術は戦後の復興とものづくりに大いに役立ったのだ、とか。
しかし、どのような変化や行動にも、良い面と悪い面があるのはトレードオフの関係として必然の事象です。極論を言ってしまえば、多くの人にとって悪とみなされる戦争でさえ景気回復や技術革新などの良い面が存在します。だからといって戦争やってよかったという理屈にはなりませんよね。
過去を振り返って反省をするときは、本来の目的に則しているかどうかを評価の基準にしなければ意味がないと私は考えます。まったく意味が無かったわけではないというのは当たり前のことで所詮言い訳です。
元々の目的は果たせなかった。ではこの後どうすればよいのか?と未来についてのアクションを考える場合に限り、副次的な成果を生かすことは重要でしょう。サンクコストは最大限利用するべきです。
過去の反省をしているのか、将来の行動を決めているのかテーマをしっかり定めずに、不毛な言い訳を延々と続けるのは避けたいところです。
何の気もなくテレビを見ていたら、エチカの鏡という番組で面白い話をやってました。
「死ぬときに後悔する25のこと」
緩和医療に従事する大津秀一氏の著書がもとになっています。
では、実際に人が死に際に後悔することは何か。上位7つを眺めてみるとこのような感じになります。
1. 健康を大切にしなかったこと
2. 遺産をどうするか決めなかったこと
3. 夢を叶えられなかったこと
4. 故郷に帰らなかったこと
5. 行きたい場所に旅行しなかったこと
6. 美味しいものを食べなかったこと
7. 趣味に時間を割かなかったこと
・・・
健康を大事にして、もっと人生を楽しみたかったというのが感じるところのようです。
25位まですべて見ましたが、決して「もっと仕事をすればよかった」とか「もっと資産運用に励めばよかった」などという意見はありません。
人生を楽しむためにはもちろんお金が必要ですし、そのための資産運用でもあります。しかし、考えてみると旅行をしたいとか美味しいものを食べたいということは日常的には無理にせよ、たまになら大概の人は決してできない話ではないでしょう。
墓場までお金を持っていけるわけではありません。私も貯め込んでしまうほうなので、人生の楽しみとは何なのか。もう少し考え直して使うタイミングは決めておきたいと思います。
| クリック証券(¥塾限定)2000~12000円 | |
| ログインのみ+取引・7/31 | |
| ログインのみ+取引・9/30 | |
| FXTS(¥塾限定)8000円 | |
| 3万入金のみ+α・なし | |
| 外為オンライン 5000円 | |
| 10万入金+1取引・なし | |
| ひまわりFX 5000円 | |
| 10取引・7/31 | |
| 外為どっとコム 5000円 | |
| 30万入金のみ・なし | |
| FX ZERO 5000円 | |
| 30万入金+30取引・7/31 | |
| FXプライム10000円 | |
| 入金・7/31 | |
| マネーパートナーズ2000円 | |
| 1取引・9/1 | |
| サイバーエージェントFX 最大15000円 | |
| 30万入金+1取引・9/30 | |
| 1取引・7/10 | |
| 楽天FX 5200円(ギフト券) | |
| 1取引・8/16 | |
| ヒロセ通商 10000円 | |
| 1万入金+10取引・7/31 | |
| インヴァスト[365]4000円 | |
| 10万~入金+1取引・8/31 | |
| インヴァスト[FX24]3000円 | |
| 10万~入金+1取引・8/31 | |
| フォレックス・ドットコム5650円 | |
| 50取引・8/1 | |
| セントラル短資FX 3000円(ギ) | |
| 1取引・7/23 | |
| JFX[マトリックス]10000円 | |
| 20取引・7/31 | |
| マネースクウェア・ジャパン 1000円(ギ) | |
| 5万入金+7取引・10/1 | |
| スター為替証券(¥塾限定) 10000円 | |
| 10万~入金+取引・9/30 | |
| DMM証券 5000円 | |
| 10万入金+200取引・7/31 | |
| GFT東京支店 5000円 | |
| 30万入金+2取引・なし | |
| フェニックス証券 3000円 | |
| 10取引・8/31 | |
| MJ 5000円 | |
| 5万入金+1取引・なし | |
| Emcom証券 5000円 | |
| 10万入金+1取引・なし |
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