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早川圭のバリュー投資日記 > 中国・香港株
2007年12月12日(水) 20:45

中国株は

全て売ってしまいました。

購入してからポートフォリオの資産が倍以上になっていたので、既に以前から半分売却し、タダ株にしていました。ずっと持っておこうかと思ったのですが、思っていたほど業績も良くなかったし、少し円安にも戻っていましたので全て引き上げることにします。

指標的に見るとまだまだ安いところは確かにあるのですが、本土株やハンセン採用銘柄がバブルの状態となっていましたので、巻き添え食うのも割に合わないとの考えです。

それよりかはここ2年ほど下がりっぱなしの日本(小型株)をねちねち買っていこうかなと思います。一度に買うようなことはしませんが。


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2007年06月13日(水) 20:58

中国本土株

今更私が言及するまでもありませんが、中国本土株はバブルの様相を呈しています。

中国、熱烈株バブル 五輪控え強気 当局は過熱懸念

まあ、やってる本人もバブルだとわかっていて、自分より更に高値で買う人がいるから続けているのでしょう(それがまさにバブルなのですが)。だからといって、上手く暴落を避けてEXITできるとは限りません。恐らく自分だけは大丈夫と思っているんじゃないですかね。


一方、バブルの最中には「今回は違う」と主張する人が必ず現れます。
今週のバロンズに以下の様な記事がありました。


--------------------------------------------------------
5. Asian Trader
上海株の不安定さや株価上昇は、バブルと言えるのか。それには疑問視するアナリストがほとんどだ。投資会社のマーチン・キュリーで中国株ファンドを運用するクリス・ラッフル氏は「1980年代に日本で起きたバブルとは異なる。この時の日本の投資家は、日本株を売却し他の市場の資産に乗り換えることもできた。中国人の現在の投資行動は合理的で、企業利益も拡大している」と述べた
--------------------------------------------------------
*外為ドットコム提供の「バロンズ拾い読み」から一部抜粋


確か日本のバブル時もQレシオなる、わけのわからん指標が登場したと記憶しています。
最近のITバブルではニューエコノミーですか。


経済は数学のように答えがひとつに定まりませんから、説明をつけようとすればどんなことでも言えます。素直に経験則に従ってやめとけばいいと思うのですが、人の心理はそう簡単にコントロールできるものではないようですね。


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2007年02月12日(月) 08:10

タイ株

年初にちょっと触れましたが、タイ株を買ってます。外為など各種規制の影響でかなり下げていたので逆張り派としては思わず触手が伸びてしまいました。


「割安な市場で更に株価の下落が起こったら、その中でも割安と思しき銘柄に資金を入れる」


というやり方を目指しているので、今回は上記に該当するかと考え、少額ですが入れてみました。
証券会社は藍沢証券です。現地に口座を開いても良いのですが、海外投資した資金は最終的に日本に戻したいので止めました。ええ、日本にしか私は住めません、引きこもり系です・・・
藍沢証券は為替取引の手数料が特に高くついて、購入時点で5%ほどマイナスになってしまうのが痛いですね。まあ、長期保有前提で滅多なことで売るつもりはないからいいのです。


タイの個別銘柄となると流石に私もまだ研究不足なのでETF(SET100など)を買いたかったのですが、日本の証券会社では私が調べた限り見つかりませんでした。また、SET指数は景気循環株の占める割合が非常に大きかったのであまり魅力的に感じません。よって業績の安定したセクターの高収益・高配当・割安な銘柄に狙いを絞ってバスケット買いをしています。


「マネーマスターズ列伝」にマーク・ライトバウンという新興国を得意とした投資家が紹介されていたので買付けるセクターを決める際は参考になりました。エマージング・マーケットにおけるよい企業の例として、リテール・バンク、法規集などの専門的出版、地方航空、ビール醸造業、ソフトドリンク業、医薬品製造業などを挙げています。また、一貫して困難なビジネスは鉄鋼業、養鶏業、繊維業、製靴業となっていました。


なかなか興味は尽きないのですが、新興国故にポジションを大きく張ることもできずにいます。調査に割く時間と比較した際のコストパフォーマンスが悪くなってしまうのが悩みどころです。まあ、上記の機械的なやり方で大きく外すことはないんじゃないかと思ってますが。


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2006年08月27日(日) 09:55

スクリーニングの実践4(香港株)

香港株スクリーニングの最終回です。


事業リスクと業績の安定度によって○×の判定した結果を下図に示します。事業リスクの判断は主観が入るところですので、人によって判定が分かれるかもしれません。迷ったらその事業を理解できるかどうかという点に注目すればよいと思います。



事業リスクと業績安定度の判定



さてこれらの作業から総合的に判断して○のついている企業をPERが低い順に買付候補として並べ替えをします。


今回は8銘柄まで絞り込むことができました。業種も適度にばらけており、よく分散されていると思います。総合判定で△をつけた銘柄については、事業についての情報が入り次第、投資適格か判断をするということで保留にしておきます。


買付候補の一覧


ポートフォリオ全体の銘柄数を20程度に維持することができるなら、このレベルの選定で順次買付をしていきます。ただし、あまりにも流動性の低い銘柄には注意した方がよいと思います。とりあえず買ってみたはいいものの、実はとんでもない銘柄を購入してしまい、売却したくてもできないということになるケースも存在するからです。


今回は8銘柄しかありませんので、もう少し分散させるためには、期間をおいて再度やってみるか、PERの基準を若干緩めるなどします。今回の条件なら、PER12倍以下にしてもよいと思います。


個別の企業について更に詳しく評価できる余裕があるならば、興味を覚えたものからやっていきます。外国企業の定性分析はあまり深入りをしないで、ドライに概要を見ていくのが良いと私は考えています。


個別企業の情報は、中国株二季報を買って読んでみるのも良いと思います。ただし、今回紹介した手法では小型株が多く抽出されますので、二季報には掲載されていないことが多いです。そのような場合は、対象とする企業のアニュアルレポートを直接読むことになります。香港市場に上場しているならば、レポートは英語で記載されていますから、それほど敷居は高くないと思います。


アニュアルレポートは以下のサイトから入手できます。
http://www.hkex.com.hk/csm/search.asp?LangCode=en&location=companySearch


StockCodeを入力して検索をかけたら、CompanyAnnauncementをクリック。期間指定をしてやれば、開示情報が全て出てきますので、その中からレポートを選びます。


以上で、スクリーニングを主体とした香港株ポートフォリオの構築法は終了です。今回は、作業の負荷がかからないけれども、市場平均を高い確率で上回れるのではないかという手法を紹介しました。これすらめんどくさいと考える方は素直にETFを買って寝かせておけば、それでも良いと思います。


*今回紹介した銘柄候補は一例ということでお考え下さい。実際の投資は自己責任でお願い致します。



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2006年08月26日(土) 23:11

スクリーニングの実践3(香港株)

さて、前回紹介したスクリーニング条件で抽出される銘柄は現在の所26銘柄あります。
8035Wah Sang Gas Hldgsは現在取引を停止しているため、実質25銘柄が選択の対象となります。

コードと企業名を示します。
StockCode Stock Name
131 Cheuk Nang (Hold)
212 Nanyang Holdings
248 HKC Int'l Hold
1177 Sino Biopharm
127 Chinese Estates Hold
1059 Kantone Holdings
234 New Century Group
1036 Winsor Prop Hldgs
565 Art Textile
229 Raymond Industrial
1097 i-Cable Comm
8310 JF Household
135 CNPC (Hong Kong)
517 COSCO Int'l Holdings
732 Truly Int'l Holdings
2878 Solomon Systech
889 Datronix Hold
375 YGM Trading
3398 China Ting Group
8169 Eco-Tek Hold
682 Chaoda Modern Agri
1138 China Ship Dev
333 Top Form Int'l
303 VTech Holdings


この中から更に絞り込みをかけていきます。スクリーニングで抽出された銘柄の中には、業績の変動が激しく、今期たまたま良かっただけの企業も多く存在しますので手動による選別は必要です。ここでは主に事業リスクと過去における業績の安定度を考慮します。


情報収集元としてはユナイテッドワールド証券を利用します。
http://www.uwg.co.jp/


トップページ左のメニューから
取扱商品>銘柄検索と進みます。
ここから対象とする企業の銘柄コードを入力すれば、事業内容と過去の簡易財務諸表を得ることができます。

事業内容としてはなるべく、安定した需要のあるものを選びます。また、香港株では企業連合と称して不動産など多角化しているところが多いのですが、そのような企業は除外します。また、電気・電子やバイオなどのハイテク企業にはとりあえず保留しておきます。競争の激しい業界なので興味が向いた時に調査を入れて大丈夫と判断された場合のみ投資に踏み切ります。


業績は売上、営業利益が右肩上がりになっているか、営業キャッシュフローが安定してプラスかということに注意します。



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2006年08月26日(土) 04:12

スクリーニングの実践2(香港株)

前回は割安成長株のスクリーニング条件まで示しました。

P/E Ratio(X) <= 10
ROA(%)>= 15
EPS Growth Latest FY(%) >= 15
Yield(%) >= 1
Total Debt to Equity(%) <= 100

P/E Ratio(X) 
いわゆるPERです。とにもかくにも低いPERの銘柄に投資することが重要です。香港株ですとPER1倍台というような破格の銘柄が出現することもあります。私はあまりにも低いPERの銘柄は「何かそれなりの理由がある」という観点から投資対象から外すこととしています。上記の条件はPER10倍以下ですが、下限としてPER2倍以上をつけ加えてもいいと思います。

ROA(%)
企業の総資産に対してどれだけのリターンを得られたかを示す指標です。スクリーニングではROEがよく利用されていますが、私はROAを重視しています。ROEによる選別では株主資本が過小な企業も抽出されてしまうためです。このROAがスクリーニングの指標として使用できることは非常にありがたいことです。日本企業でROAのスクリーニング実践しようと思えば会社四季報CD-ROMを購入する以外の方法を私は知りません。

EPS Growth Latest FY(%)
一株当たり純利益(=EPS)の成長率です。企業の評価として純利益が伸びているかどうかを基準とすることが多いのですが、株主の立場からするとEPSの成長率を見る方がより正確です。一見、利益が伸びているように見えても、増資によって一株当たりの利益が希釈化されてしまうケースが散見されます。企業の株価は

株価=PER×EPS

という式によって表現されます。その構成要素となるPERとEPSを直接スクリーニングしてやれることが肝要だと思います。

Yield(%)
配当利回りです。割安成長株を選定しているので、配当利回りは必ずしも重視していません。魅力的な投資先を見つけられる企業であれば、利益を配当に回さなくても原則的にはOKです。例えば、マイクロソフトは成長企業として各年度の利益を全て再投資していましたが、ここにきて拡大の余地がなくなったため配当還元をすることとなりました。これはマイクロソフトがもはや成長企業では無いことを暗に示しています。

中国の成長株を選んでいるにもかかわらず配当を設定しているのはなぜかというと、本当に利益を稼いでいるのか証拠が欲しいという後ろ向きの理由からです。また、成長企業なんだから株主に配当をまだ出さなくてもいいやという考えでいると経営者の側に気のゆるみが出てくる可能性もあり得ます。

Total Debt to Equity(%)
負債比率です。100%以下ということで、負債よりも株主資本が多い企業を選択しています。こちらも厳密に言えば、負債コストより株主資本コストの方が大きい(投資家が期待する見えないコストがある)のですから、ファイナンス的な合理性があるわけではありません。しかし、外国企業では情報量の不足から、事業に潜むリスクが思わぬ形で顕在化することもあり得るので、安全を見るという意味で設定しています。。
因みに日本や米国の企業を選別する時にこの指標を私はスクリーニングで設定していません。


さて、これらの指標で設定したスクリーニングの条件は相当厳しいのですが、香港市場ではまだいくらか抽出することができます。次回はスクリーニングされた銘柄絞りこむという作業に入ります。リアルタイムでやりますので、もしかしたら投資に該当する企業が無いかもしれませんが、その時は考え方を学ぶということで了承下さい。また、実際の投資に関しては自己責任でお願い致します。



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2006年08月24日(木) 21:18

スクリーニングの実践1(香港株)

今日は中国株のスクリーニングを実際にやってみます。

まず前提として、バリュー投資には資産に注目する手法と収益に注目する手法の2つがあります。どちらに私が重点を置いているかと言えば、それは収益です。


中国はGDPの成長率が高い状態を維持しています。そのような外部環境の良いところで低PBRの資産株を買うのは???だと私は考えています。基本的には企業の収益向上に期待して割安成長株を選んでおくのがスジではないでしょうか。


また、銘柄数として20銘柄程度の分散投資を目指します。香港市場は新興故に未成熟な面があり、企業の粉飾会計発覚で突然死することはざらにあります。私も以前ワーサンガスという銘柄で大損した苦い思い出があります。企業を徹底的に調べ尽くすことができればよいのですが、外国株ではおのずと限界があります。ここでは、労力をそれほどかけずに、リターンはできるだけ高くすることを目指して割安成長株の分散投資を考えます。


では実際にやってみましょう。


http://www.quamnet.com/fcgi-bin/stocklibrary/index.fpl

にアクセスし、StockMiningの「activ InterDemo」をクリックします。ダイアログが出てきますが、「No,disallow」を選択して構いません。問題なくスクリーニングできます。


0002 CLP Holdingsの情報が一覧となったウィンドウが出てきます。ここで更に上部のメニューバーから「StockMining」をクリックすると下記の様なスクリーニングの条件設定画面が出てきます。


画像の確認


条件は微妙に変わることもありますが、大体以下のように設定しています。かなり厳しい条件でして、日本株で同じスクリーニングをやると、まず引っかかりません。法人に課せられる税金が日本では40%程度であるのに対して、中国企業では15%程度であることが一つの理由でもあります。試しに先ほど実際にスクリーニングしてみたところ26銘柄抽出されました。


割安成長株のスクリーニング条件
P/E Ratio(X) <= 10
Yield(%) >= 1
ROA(%)>= 15
Total Debt to Equity(%) <= 100
EPS Growth Latest FY(%) >= 15


次回は条件設定のポイントを説明します。



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2006年08月22日(火) 22:16

証券会社とスクリーニング(香港株)

こんばんは。


今日は私が香港株をどのように選んでいるか、紹介したいと思います。


まず、売買をするための証券会社ですが、私はユナイテッドワールド証券、松井証券を利用しています。


注目する点としては、この2社が香港市場に上場する銘柄のほとんどを取り扱っていることです。私が実践する投資手法はスクリーニングによる割安成長株の機械的投資(定性的な分析も若干加えます)ですが、条件にあてはまる企業を抽出しようとすると、どうしても小型株が多くなります。取扱銘柄が少ないと、投資できる企業が抽出できないことが多く、必然的にユナイテッドか松井のどちらかを選ぶことになります。


手数料を比較すると松井証券の方が安そうです。中国株を取り扱っている証券会社全ての中で比較しても、今のところ松井証券が安いようです。ユナイテッドは料金が高めですが、個別銘柄の情報がきちんと揃っているという点で価値があります。


売買は松井証券で行い、情報収集はユナイテッドでやるというのが一番おとくなパターンかと思います。


証券会社については、私が口座を開いて調査した限りの話ですので、上記2社以外にもお得なところがひょっとするとあるかもしれません。


さて、次に銘柄をどのように抽出するかですが、私はもっぱらスクリーニングを利用しています。

中国株二季報などの書籍を丁寧に読み込むのも良いのですが、それでは時間がかかり過ぎます。また、特定の企業に惚れ込んでしまうと高PERでも飛びついてしまう可能性もあります。なるべくスクリーニングの段階で割安な企業を抽出して、その中から選ぶということをすれば割高な銘柄を掴むことがなくなるのでよいかと思います。


このスクリーニングですが、今のところ無料で利用できるサービスでは以下のHPが最も優れていると思います。
http://www.quamnet.com/fcgi-bin/stocklibrary/index.fpl


海外のHPなので英語を読まなければなりませんが、条件設定するところは大体決まってますからそれほど苦労することは無いと思います。HPのStockMiningをクリックするとスクリーニングのサービスが無料で使用できます。


日本の証券会社が提供するスクリーニング機能は、中国株に関する限り、取扱銘柄が少ない、設定できる条件式が限られているなどの理由から利用価値があまり無いように感じています。


次回はスクリーニングを利用した香港株の具体的な選択方法について説明します。


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